35'S DAYS JAPOBOLIVIANA

青年海外協力隊生活@ボリビアで得たこと、帰国後の日本での生活・仕事ぶりについて気ままに書き綴ります!!

#049 青年海外協力隊:任地編_日々の活動

今日は日々の活動内容について。まずは書面上受け取っていた要請内容は下記の通り。

 

要請内容

職種:村落開発普及員

配属先:村役場(農業省所轄チュキサカ県ヤンパラエス村)

プログラム:村民の生計維持、収入向上

期待される業務:村民の生活改善、女性グループ支援

 

ちなみにこの要請ですが、現地のニーズに基づいて任国と日本国が申し合わせている内容ですが、手続き自体に時間を要するため、要請作成時~派遣までにタイムラグが生じます。中には政権が代わってしまい、もともとの要請内容を知っている現地担当者がいなくなってしまうケースやニーズそのものが変わってしまうこともあります。致し方ないことです。なので、これは私個人の見解ではありますが、要請内容をベースに、派遣時の状況で活動内容を自ら能動的に微調整していくのが大切かなと思います。

 

 

実際の活動内容

私の場合は要請作成当時と派遣時のニーズの乖離が少なかったようです。実行した活動をまとめると大きく5つ。あと心構えとしては「村の何でも屋」を意識して、いつでも声をかけてもらえる、頼ってもらえる存在を目指していました。

 

その①:集落の先住民女性グループの支援

私の派遣されていた村は伝統的な織物が有名な地域。織物は生計を維持していくための貴重な現金収入源とも言えます。主に村の先住民の女性がその作り手ですが、販売ルートへの乗せ方や、品質管理に関しての知識については必ずしも長けていません。また販売先は都市部なので村、ましてや遠方の集落ともなると個人よりグループで協力体制を構築して販売する方が効率的です。グループ活動には初期投資が必要で、村役場では支援の枠がありますが、その存在や申請の仕方を知っている人はほぼ皆無。

 

そこで協力隊員である自分が出来ること、ということで、それらを分かるように説明し、女性グループのメンバー自身で実行できるように、後押ししてみることにしました。彼女らも私もスペイン語第一言語でないことが共通していたので、ゆっくり話したり、紙芝居で図解したりとコミュニケーションをとる日々でした。

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また基本的には子だくさんの地域です。残念なことに南米最貧国であるボリビアの乳児死亡率は高いです。しかもその原因が知識があれば防ぐことも可能な「下痢による脱水」であることも。女性が集まる=子育て担当の集まりでもあるので、自分の活動には子育ての際に知っておいてほしい衛生や栄養の概念等も一緒に学ぶ機会を設けました。理解度の確認もしたかったので、基本的には一緒に実践する形をとりました。

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その②:集落巡回・学校での衛生教育

日本で生まれ、育っている私たちにとって衛生の概念というのはごく当たり前のことかもしれないですが、それが当たり前でない国や地域があります。ボリビアもひょっとするとその一つ。時に看護師の資格を持つ協力隊の仲間の力も借りながら、手作り紙芝居なども駆使して、手洗い講習会などを行いました。ボリビアの人たちにとってはとてもモチベーションにつながるので、講習参加者には手作りの修了証書を渡しました。

*オフィスで事前準備で紙芝居の色塗りをしていたら、興味をもった同僚が「いい案ね。私の仕事にも取り入れようかしら」なんて言いながら手伝ってくれました笑。同僚の仕事への意欲の底上げにもなったようで、私としては願ったり叶ったりでした!

 

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その③:環境教育(ゴミ問題への取り組み)

かつては紙を沢山使うことも、プラスチック製品の存在もなかったであろうボリビアの村落部。時代は変わって環境問題に取り組む時期が来ています。役場の環境担当者から依頼があったこともあり、また同時期にアメリカ平和部隊の環境ボランティアがいたこともあり、2人で取り組みました。手作り再生紙の講習会を通じて楽しみながら学んでもらいました。また最近ではごみのポイ捨ても深刻。すべてが有機物であった時代にはポイ捨てしても土に返るので問題なかったかもしれないですが、今これをやってはそこら中がごみ山に。このあたりのトピックも紙芝居などを使いながら、次世代のために美しいボリビアが残していけるよう、巡回指導を行いました。

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その他:ラジオ番組の放送

ボリビアの村落部ではみなラジオをよく聞きます。長距離を徒歩移動しながら、羊を追いながら、そして自宅でも。地域のラジオ局が枠を快く下さったこともあり、隣村の隊員と一緒に週に1回ラジオ番組を持つことにしました。上記で紹介してきた活動のこと、日本の暮らしのこと、村の人たちに伝えたいこと、普段私たちが考えていることなどを事前打ち合わせし、スクリプトを書いて臨みました。もちろんスペイン語での放送なので、準備は周到に。とてもよい勉強になりました。また普段の活動では直接伝えることのできる対象が限られていますが、ラジオはより多くの人に普及できるのがとってもありがたかった。

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その他:日本文化紹介(近隣隊員との共同開催)

近隣隊員と共同で日本文化紹介のイベントも行いました。普段我々青年海外協力隊が活動したり、信頼関係を構築するにあたっては、自分たちがいったい何者で、どんな国から来ているのかということを知ってもらうことも大切です。私がボリビアに派遣されていた2007年~2009年にかけては国内で自由自治を求める県が出てきたり、それがきっかけで文民と警察の衝突やストライキが蔓延化していた時期です。折り鶴をみんなで作りながら平和を提起するようなアクティビティも行いました。

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こうやって2年間の活動を振り返ってまとめて書くと、なんとも無駄のない、優等生隊員のようにも思えますが、これらは数々の失敗、試行錯誤を重ねた集大成です!失敗談なんかもこの先どんどん思い出して書くようにしますね!

 

今日はこの辺で。