#027 青年海外協力隊経験者の最近のお気に入りーBOOK「マーケット感覚を身につけよう」
最近好きだな~、勇気づけられるな~という方がいます。
ちきりんさんです。(彼女のブログはこちら Chikirinの日記)
外資系金融、アメリカ大学院進学等も経験のある、社会派ブロガーさんです。
今という時代を生きていくために、どんなことに重きを置くのがよいか、ということを分かりやすい言葉でブログやTwitter、著書にまとめられています。
最近夫に勧められて一気に読破したのはこちらです↓
マーケット感覚が研ぎ澄まされているか否かで、同じモノや同じヒト、同じ環境が価値が無いモノにも、すごく有るモノにもなり得ますよ~という考え方が分かりやすい例を沢山盛り込んで書かれていました。
実はこのマーケット感覚、青年海外協力隊で活動や帰国後の身の振り方にも大いに関係があります。派遣中の活動は現地の方々に自分を売り込みにいくようなものです。例えば下記のような気付きが自分の具体的な活動内容へと発展していきます(大前提、青年海外協力隊にもJDはありますが、日々の具体的な活動は自分で考えていきます!)
派遣先は必ずしも自分がいままであたり前のこととしてやってきたこと(例えば衛生の概念に基づいた手洗い)が当たり前でない地域である
⇒手洗いを普及出来るような活動は価値ある活動になるかも!
つまり上記のような着眼点を持ち、発想を得られるか=マーケット感覚があるかどうかで活動に幅が出ます。私はこのことを実際の活動を通して気づいていきましたが、派遣前にこの本を読む機会があったら後続の隊員には是非ぜひお薦めしたいです!
ちなみにこの感覚は青年海外協力隊に参加するなどして、他の文化の価値感に触れる機会を持った人のその後の進路選択にも重要な考え方だと思います。この感覚が備わっていることで、一般企業への就職という選択肢の他に、「スキルを活かした起業をする」という新たな選択肢が生まれると思うのです。
こちらも是非参考に↓↓
長くなってしまいました!それでは今日はこの辺で。