35'S DAYS JAPOBOLIVIANA

青年海外協力隊生活@ボリビアで得たこと、帰国後の日本での生活・仕事ぶりについて気ままに書き綴ります!!

#026 青年海外協力隊出発準備 その⑦:心の準備編…ニ

いざ青年海外協力隊の試験に合格して出発することに注力していると、帰国後のイメージを忘れてしまいがちです。もしくは夢見心地なイメージをしてしまいがちです。だって、念願の協力隊参加である人がほとんどだから。しかーし、現実はそんなに甘いものではないことの方が多いので、ここはひとつそのイメージトレーニングだけはしておいて、対応していくことが大切です。

 

そのニ;帰国後の就職のコト

もし現職参加といって、会社に籍を残す参加方法ではなく、一度退職して参加する場合、帰国後の就職活用は困難を極めることも考えのうちにいれておくことです。派遣中の2年間のうちに世界の経済状況がどのように変化するかは神のみぞ知るです。またどんな状況でも自分が協力隊を通じて達成したことを説明できるよう自分の中で整理しておくことです。ビジネスにおいてそれをどう活かしていけるのか、ということを論理的に説明できるようになれば就職にもつながっていきます。面接の場で協力隊の武勇伝や思い出を熱弁するのはあまり得策ではありません。

 

ちなみに私は比較的安定感のある、大企業傘下で働いていたところを潔く辞めて協力隊に参加しました。派遣期間は2007年から2009年。お気づきの方もいるかもしれないですが、この間に所謂リーマンショックが起こりました。当然帰国後の国際的な企業の求人は限られていました。派遣開始当時はそんな状況になるとは誰も想像しなかったと思います。

 

またよくありがちな考えに、「自分はスペイン語圏に派遣されるから、帰国後はそれを活かして…」というのがあります。帰国後の現実は「そもそもスペイン語を使った仕事の求人は少ないし、商社は新卒の社内の人材でまかなえているし、現地採用の給料はおそらくこちらの望む内容ではない。」もちろんマーケット感覚を研ぎ澄ます、もしくは運がよく、素敵な職についたり、起業できれば万々歳ですが、多くの場合は自分が思い描いていたような求人があまりなく落胆します。

 

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ではどうしたらよいのか。これは協力隊とはいえ、ビジネス同様責任感もって活動に精を出し、上長や派遣元へのJICAの報告を成果物をもってすることです。協力隊はボランティアという位置づけですが、配属先は国の機関や役所・学校等の公共機関、もしくはNGO、つまり仕事と変わりがありません。つまり、どこにいたかではなく、自分は何を成し遂げられるのか、他の人にどんな影響を与えていけるのか、を成果をともなって語れる人は、帰国後の就職も問題ないはずです。

 

協力隊で、しかも所謂開発途上国での経験は貴重です。ただし、初めてお会いする方や国際協力の話に馴染みのない相手にはなかなか伝わりにくい内容なので、例えば就職の際の面接で協力隊の話を持ち出す場合は、気をつける必要があります。私はそのことに気づくのに時間がかかってしまったので、帰国後の就活につまづきました。やもすると「いかにアドベンチャーな体験をしたか!」を熱弁してしまいがちな協力隊経験者(もちろん私を含む!)。協力隊の同窓会でこのトーンで盛り上がるのは大いにOKですが、就職活動ともなれば、冷静に、①自分から最初に話すべきこと ②聞かれたら答えること、③面接の段階では特に話さないことを整理しておくことをお勧めします!

 

とくとくと語ってしまいましたが、じゃあどんな就活したのか、どんなところで帰国後働いたのか、ということはまた改めて。ではでは!