#021 青年海外協力隊出発準備 その④:よき写真のススメ
さて、今日は青年海外協力隊やNGOの活動等々で現地に赴く前に知っておくと便利であろう写真撮影についてです!これは広報の仕事をする方や、広報用の写真を撮ってくるよう依頼を受ける社会人の方にも役立つかもしれません!2年間の協力隊活動とその後の赤十字のデスク業務を通じてのまとめですのでご参考下さい!
■鉄則
被写体となる方の了承を得ること!
・文化・慣習的にNGな方や写真に写りたくない人への無理強いはNGです。
・撮影前は一声かけて気持ちよく撮影しましょう!
・その土地ならではの掛け声をかけるとよい笑顔がキャッチできるかも。
活動初期は特に、進んでシャッターを切る!
・特に滞在が長期に及ぶ場合、気持ちが研ぎ澄まされた初期の頃の写真は気づきが凝縮されていて、後々に活用することも多いです。慣れてきてしまうと、見えなくなってしまうものがあるからです。結果として私の場合も2年間の数万枚の写真の中でもよく引っ張ってくるのは初期の100枚程度です。(逆をいうと帰国後に100枚程度を厳選しておくと、経験談を話す時などにとても便利です!)
時には自分の写った写真も忘れずに。
・協力隊ってどんな活動するの?という問い合わせは出発前、活動中、帰国後といつでもついて回ります。また報告書用の写真も必要です。そんな時、案外自分の写っているものは少ないものです。意識的に協力隊仲間や同僚に撮ってもらうとよいでしょう!
■撮影のコツ
*撮影した写真は後々に誰かに現場のことを伝えるために使っていくことになります。事実や臨場感の伝わる写真がひいてはレポートや媒体に活用しやすいです。そのための撮影のコツは下記の通りです。もちろん一発で完璧な写真など難しいので、何度かシャッターを切っていくことにはなります!また所属団体の活動レポートに活用する場合は所属先のロゴなどが映るような工夫があるとドナーへのアカウンタビリティにつながっていきます。(たとえば協力隊ならばJICAや所属の役所名がはいった服を着て居たり、建物が映ったり。)
OK
・誰かがレンズを見ている。表情がある。
・何をしているか、どこなのかが分かる。
・臨場感や真剣さがある。
・引きだけでなくアップもある。
NG
・全員が後ろを向いている
・目が隠れている。表情が見えない。
・核となる人物が不在
・メッセージ性のない集合写真の連続
ロケーションの追加説明は必要そうですが、割とうまく撮影できているかな~という写真はこんな感じです。ボリビアの村落の保育園を訪ねた時の一コマ。給食を終えて、我々の訪問にはしゃいでいる子供たちです!楽しそうな様子、伝わってきますか?!
ということで今日はこの辺で。
なんと!ちょこちょこ書いてきたブログも#020まできました!嬉しい!
自分の足跡や考えていることをまとめる頭がスッキリして気持ちよいです^^
ではでは。